遠くへ行きたい症候群

ここ何年も遠くへ行っていない。
ここ５年で一番の遠出は、長野県である。

遠くへ行きたい。
できれば一人で行きたい。

といっても、諸々の理由で当分は無理なので、大昔の思い出に浸り、行った気になろうではないか。

昔々、大学を卒業した春、就職予定だった会社の研修ツアーに参加した。
研修といっても何をするわけでなく、単なるアメリカ横断ウルトラクイズ、じゃない、ツアーだったのだが、
これがなかなかおもしろかった。

とにかくアメリカの中を２泊くらいずつ転々とした。
順番は思い出せない。
フロリダ、サンフランシスコ、アトランタ、ニューヨーク、ハワイ。
もっとあったような、ないような。
とにかく最後に行ったのがハワイということだけ覚えている。

どこでなにをしたものやら、昼間は街をうろつき、夕方になるとお酒を買いに行き、夜は誰かの一室で飲み会である。
とにかく毎日その繰り返し。
必然、寝不足になるわけで、移動の国内線では、全員が離陸前に寝ていた。

ニューヨークは多分３泊くらいしたと思う。
一番楽しかった。
ＭＯＭＡやグッゲンハイムに行ったり、テレビでよく映るロックフェラーのスケートリンクの横でホットドッグを食べたり、夜クラブに行ったりした。そして、ちょっと怖い思いもした。

ニューヨークへはその後友達ともう一回行った。
結構好きな街。
何が好きなのかは不明。
でもあの頃とは、随分変わったんだろうなぁ。なくなっちゃったビルもあるしね。


今は。。。どこへ行きたいかな。
あったかい所に行きたいな。
ビール呑んで、一日中ぼさーっとしていたい。
そんな一週間をサンタさんが持ってきてくれないかしら。