ただの日記だよ。食べたもんとか。
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土曜の夜8時といえば我が家では『めちゃイケ』が定番だったのだが、先日ひみかちゃんより強くおススメされ、今週よりROOKIESに鞍替え。
何といっても、登場人物たちがみんな阪神の選手の名前。観ないでいられようか。
野球っていいなー。ウォーーーー。
何といっても、登場人物たちがみんな阪神の選手の名前。観ないでいられようか。
野球っていいなー。ウォーーーー。
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こと恋愛に関する執着心というものは、年齢相応に低下していくもの。と思っていたが、そうでもないらしい。
ガルシア=マルケス『わが悲しき娼婦たちの思い出』を読んだ。
主人公の爺様は、今まさに90歳のお誕生日を迎えようとしているところ。
「満九十歳の誕生日に、うら若い処女を狂ったように愛して、自分の誕生祝いにしようと考えた」という書き出しで始まる。
爺様は、人を愛するという行為自体に非常に臆病な人生を送ってきており、ベッドのお供をしていたのは娼婦ばかり。そして記念すべきバースディに、こんな企画を思い立ってしまう。
昔なじみの娼家の婆様が用意したのは、14歳の少女。ところが少女はぐっすりと眠り込んでいて、爺様は指一本触れることができない。そんなことを繰り返すうちに、爺様ホンキで少女に恋をしてしまう。
ちなみに作中、少女が言葉を語ることはない。婆様が「あの子は、あんたに夢中だよ」とか言うのだが、真相はわからない。
とにかく爺様がむしゃらに愛しちゃって、体が死に近づいていくのを実感しながらも、妙に生き生き。
恥ずかしいくらいに生き生きなのである。
爺様本人も、この「老い」と「いきいき」のギャップでモヤモヤするのだが、そんな爺様に婆様が一言。
「人は自分の内側から老いを感じるのではなくて、 外側にいる人たちがそう見なすだけの話よ」
そうかそうか。そうなんだよなぁ。こんなことになって周りの人も自分も「年甲斐もなく・・・」なんて思ったりするけれども、ホントはこういう気持ちって老いていくものではなくて、きっかけさえあれば、また火がついてメラメラすることもあるんだよな。
こういうことにがむしゃらになっている姿は、はたから見ていると最高に恥ずかしいものだけど、そこをこれでもかこれでもかとぶつけてくる感じが、逆に爽快。
人間が普段表出させないで生きている部分を、ぐりぐりぐりぐりしつこく書いている作品が好きなんだなー、とあらためて思った。私の初マルケスは、いい感じで終わった。
歳の差恋愛というくくりで、もう一つ。
山崎ナオコーラの『人のセックスを笑うな』。
こちらは19歳と39歳ですので、先ほどのと比べればかわいいもんです。
あ、ちなみに19歳の方が♂で、39歳の方が♀ね。
女性の方は既婚者で、結局19歳のボクちゃんは捨てられてしまうんだけれど、こんなに若いのに結構最後はさっぱり心を整理しちゃうんだよね。
これって結局不倫なわけだけど、妙にさらさらしちゃってて。誰の心にも踏み込んでいなくてね。
読者のご想像にお任せしますなのかナンなのかわからんけど、ちょーっと食い足りない感じ。
図書館で予約して散々待ったから、拍子抜け感たっぷりだったなー。
お勉強の本を2,3冊はさんで、次もマルケス。あと南米つながりで、バルガス=リョサにいきます。
ガルシア=マルケス『わが悲しき娼婦たちの思い出』を読んだ。
主人公の爺様は、今まさに90歳のお誕生日を迎えようとしているところ。
「満九十歳の誕生日に、うら若い処女を狂ったように愛して、自分の誕生祝いにしようと考えた」という書き出しで始まる。
爺様は、人を愛するという行為自体に非常に臆病な人生を送ってきており、ベッドのお供をしていたのは娼婦ばかり。そして記念すべきバースディに、こんな企画を思い立ってしまう。
昔なじみの娼家の婆様が用意したのは、14歳の少女。ところが少女はぐっすりと眠り込んでいて、爺様は指一本触れることができない。そんなことを繰り返すうちに、爺様ホンキで少女に恋をしてしまう。
ちなみに作中、少女が言葉を語ることはない。婆様が「あの子は、あんたに夢中だよ」とか言うのだが、真相はわからない。
とにかく爺様がむしゃらに愛しちゃって、体が死に近づいていくのを実感しながらも、妙に生き生き。
恥ずかしいくらいに生き生きなのである。
爺様本人も、この「老い」と「いきいき」のギャップでモヤモヤするのだが、そんな爺様に婆様が一言。
「人は自分の内側から老いを感じるのではなくて、 外側にいる人たちがそう見なすだけの話よ」
そうかそうか。そうなんだよなぁ。こんなことになって周りの人も自分も「年甲斐もなく・・・」なんて思ったりするけれども、ホントはこういう気持ちって老いていくものではなくて、きっかけさえあれば、また火がついてメラメラすることもあるんだよな。
こういうことにがむしゃらになっている姿は、はたから見ていると最高に恥ずかしいものだけど、そこをこれでもかこれでもかとぶつけてくる感じが、逆に爽快。
人間が普段表出させないで生きている部分を、ぐりぐりぐりぐりしつこく書いている作品が好きなんだなー、とあらためて思った。私の初マルケスは、いい感じで終わった。
歳の差恋愛というくくりで、もう一つ。
山崎ナオコーラの『人のセックスを笑うな』。
こちらは19歳と39歳ですので、先ほどのと比べればかわいいもんです。
あ、ちなみに19歳の方が♂で、39歳の方が♀ね。
女性の方は既婚者で、結局19歳のボクちゃんは捨てられてしまうんだけれど、こんなに若いのに結構最後はさっぱり心を整理しちゃうんだよね。
これって結局不倫なわけだけど、妙にさらさらしちゃってて。誰の心にも踏み込んでいなくてね。
読者のご想像にお任せしますなのかナンなのかわからんけど、ちょーっと食い足りない感じ。
図書館で予約して散々待ったから、拍子抜け感たっぷりだったなー。
お勉強の本を2,3冊はさんで、次もマルケス。あと南米つながりで、バルガス=リョサにいきます。
厄年というものがある。
神様の存在など信じていない人でも、悪いことが続いたりすると「厄年だな~」などと言ったりもする。
ちなみに男の大厄は42歳、女の大厄は33歳。
いずれも人生の過渡期で、確かに身体を壊したりしやすいのだそう。
42歳は「死に」、33歳は「散々」に通じるのだそうだ。
ま、私は大厄をとうに過ぎ、ひと安心。
と思いきや、先日とある神社で次のような掲示を見かけた。

「八方塞り」
何ですか、一体!!こんなの聞いてませんよぅ。
厄年に匹敵する、この語感。
何をやってもダメだってか、全く。
たとえ八方塞がれたって、メガトンパンチで破ってやる。
帰りがけ、こんな看板も私に問いかけていた。

ほっといてほしい。
神様の存在など信じていない人でも、悪いことが続いたりすると「厄年だな~」などと言ったりもする。
ちなみに男の大厄は42歳、女の大厄は33歳。
いずれも人生の過渡期で、確かに身体を壊したりしやすいのだそう。
42歳は「死に」、33歳は「散々」に通じるのだそうだ。
ま、私は大厄をとうに過ぎ、ひと安心。
と思いきや、先日とある神社で次のような掲示を見かけた。
「八方塞り」
何ですか、一体!!こんなの聞いてませんよぅ。
厄年に匹敵する、この語感。
何をやってもダメだってか、全く。
たとえ八方塞がれたって、メガトンパンチで破ってやる。
帰りがけ、こんな看板も私に問いかけていた。
ほっといてほしい。
マリー・ダリュセック『めす豚ものがたり』(河出書房新社)を読みました。
キレイな女の子が、「あら太ってきたわ~。もしかして妊娠しちゃったのかしらん。」なんて思ってたら、「細胞がアナーキーに発育して」背中とかにも硬い毛がいっぱい生えてきちゃって、おっぱいが6つになっちゃて、2本足で立ってられなくなっちゃってブタになっちゃうの。
それの何が面白いんじゃい!と思われるかもしれませんが、面白かったです。
人間がブタになっちゃうのは尋常じゃないけど、周りの人間がさらに尋常じゃなくって、偏見とかきったない欲とか、人間ってぐっちゃぐっちゃじゃんていう、風刺?もあり、キレイって何なの?とかジェンダーっぽいこととか、いろいろいろいろ考えさせられるんですわ。人間→豚の過程でね。
この小説の中で、唯一ロマンチックなのは、月夜に狼になっちゃうイヴァンと人間と豚を行きつ戻りつする主人公がセーヌ河のほとりで一夜を過ごす場面。美しくて切ないのよ。
あとがきによれば、この小説の映画化の権利をゴダールが獲得したものの、彼はそれを断念したらしい。
誰かの頭の中のイメージを押し付けられるのではなく、各々の頭の中で好き勝手に想像する方が、この本には断然適していると私も思う。
分量的にはサラッといけるので、ぜひ。
